昨日の終業式では次ようなことを児童に話しました。ご一読ください。
みなさん、おはようございます。今日、無事に1学期が終了します。去年の1学期はとても短かったですが、今年はいつも通りの1学期をみんなで過ごすことができました。去年は入れなかったプールにも入りましたね。他にも去年はできなかったことができるようになりましたが、何よりも毎日学校に来ることができて、勉強できることの素晴らしさを感じられた1学期でした。
みなさんにとってこの1学期はどうでしたか?何が一番楽しかったですか?
私は、みなさんと校門や廊下で挨拶をするのがとても楽しみでした。笑顔で「おはようございます!」とか「こんにちは」と挨拶ができると、とっても嬉しくなりました。
逆に、声をかけても挨拶が返ってこなかったりすると心配になりました。
例えば、いつも元気な人がなにも言わない時は、「あれ、どうしたのかな?」と思い、心配になったし、中には、声をかけてもいつも、うつむいて何も言わない人もいて、そんなときは、「何か嫌なことがあるのかな?」とか、「何かに怒っているのかな」なんて、これまた心配しました。
小さい声であいさつしている人もいましたが、「前ははずかしくて、あいさつができなかったけれども、今日は勇気を出してあいさつしたんだな」と感じられる人もいて、「声は小さいけれど合格!」なんて嬉しい気持ちになったりもしました。これからもぜひ、「合格!」と言われるような挨拶をしてください。
さてもう一つ、夏休みの話させてください。明日から夏休みですので、皆さんに、3つの約束をお願いします。
1 目標を決めて最後までやる・・・特に勉強をしっかりやりましょう。目標は、できたかできなかったかはっきりわかる具体的なものがいいです。例えば1年生だったら、「計算カードが2分以内にできる」とか「国語で習ったお話がすらすら読める」とかです。
2 毎日、家のお手伝いをする・・・家族の一員として、自分の仕事を決めておてつだいをしてください。お風呂掃除、玄関掃除、食器洗い等、できるものはたくさんあるはずです。
3 自分のことは自分でする・・・自分で起きる、自分で着替えをする、自分で使うものは自分で準備する、使ったものは自分で片づける・・・学年によってレベルはいろいろありますが、自分でできることを増やしていきましょう。
夏休みは37日間です。この長い時間を大切に使ってください、2学期のスタートには525名の元気なみなさんと、「目を見てニッコリ、笑顔であいさつ」できることを先生方と一緒に、楽しみにしています。そのために1番大切なのは「自分の命は自分で守る」こと。交通事故、新型コロナウイルスから自分の命を守って、いい夏休みを過ごしてください。